星狩りの国-暁の街-

21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


曇硝子 スイッセス

[彼女の家族について、私は今まで聞いたことがなかった。若い女性が一人で移住するには何か事情や理由があるとは思っていたが。

小さな蕾みたいな唇から漏れ語られる言葉に、耳をそばだてる。
その声は小鳥の囀りのように愛らしく可愛らしいのに、
私が知った内容は中々にヘビーなものであった。]

  そう、だったのですか…
  では貴女は一人なのですか?

  …大切なご家族だったのでしょうね。
 

[私の妻は老齢であったから、亡くなるのはある意味の人の自然だ。しかし若い彼女の家族が次々亡くなるとは、余程の事情があるのだろう。災害や事故に一家事巻き込まれたか、または病気か…。もっと物騒な事も考えられるが、憶測を重ねるのも良くない。

彼女は地球を離れることになった理由について話してくれた。
周囲の目、の話しには胸がズキンとする。私だって、話を聴いた時は同情してしまったから。

でも、彼女の言葉はとても力強い。
こんなにも、手折ればぽきんと折れてしまいそうな花なのに、真っ直ぐに咲いている。]

(220) 2024/06/03(Mon) 00:30:04

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