これでもう、分かっただろう。 私は、君の「友達」には、もうなり得ない。 君にアイツが――マーチェンドがいるなら、 アイツの方も君を求めているのなら。 私は要らない。君たちの未来を、妨げたくない。(ああ、言葉はもう尽くした。尽くしてしまった。 だからもう、その手を離してくれていい――)