[やがてその曲が終わり大きな歓声が上がるころ、ボクはようやく再び先輩に視線を戻し、こういうだろう]
奇遇だね
[あれ。あの時”明るい場所を楽しんで”ってボク言わなかったっけ>>0:397。空には星が瞬いている。
先輩は何か言葉を発しただろうか。ひと言ふた言会話をしたかもしれないけれど、次の曲が始まる前には、ボクはその場を立ち去ることにする筈。先輩にはゆっくり音楽を聴いていって欲しかったし。
音楽を楽しめる人にとって、この場はきっと特別なものなのだろう。そんな場所で、無駄なお喋りはきっと歓迎されないから]
次はまたメトロポリスで、かな。
あ、先輩お土産なにがいい?
偵察隊のみんなにお土産買って帰ろうと思うんだよね
[半ば言い捨てるように去り際に落とした。返事が無ければお土産はきっと、後日大量に買わされることになるきんつばになったかな *]