[そうして話していると、今度はボクに質問が向く。>>179
ボクは恋バナにうきうきしながら考えて]
うぅーん、ボクはまだピンと来ない、かな?
あ、でも『真実の愛』の理想はあるんですよっ!
ボクの両親の話になるんですけど、
二人とも今もすごく仲良しなんです。
恋人になった時に父さんが贈った9本の薔薇もまだ部屋にドライフラワーで飾ってあって……。
『真実の愛』って聞くと両親のことを思い出します。
ボクにもああいう出会いがあればいいなぁって……。
あっ! でも恋バナって感じじゃないかな? ははっ。
[話してみて、お互いの恋愛経験の少なさに笑いながら。
先輩が奏でてくれる愛の曲に耳を傾ける。
あたたかく淡く甘い、そんな部活時間。*]