…………ッ!![ 悲しむ感情、痛む心。 俺にはその資格はない。 誰よりも俺は王を優先させたのだから。 握りしめた拳から血が滲む。 その痛さで罪悪感を消そうとした。 どうせこの国にいなければ 平気で切り捨てることが俺にもできる。 ただ、俺は……。 ]