── ▷ 涙の後に ── [優しく抱きしめてくれる腕は>>218>>219 あの辛い日々とは違う、柔らかなもの。 だから最初は怖気のようなものを抱いても 次第に力は抜けて、彼に身を任せていた。 そうして彼の胸から離れて。] ……そうか? そっか。[人から見たら流石に見苦しいものでしかないだろうに お世辞か、感性が違うのか、それとも違うものか。 わからないまでも言葉を受け取って。 助ける、はまあ今までの文脈から理解できるから 再び心が読まれたとは思わなかっただろう>>220]