── 正門で ──
え、ヘロンさん?!
[私達が着くと、何故かヘロンさんが空中に吊り上げられていました。
>>198予想もしない光景に驚いていると、どこからともなくアナウンスが流れてきます。
どうやら、これらはワイヤーなしのワイヤーアトラクションなのだそう。
>>202信じられないような気持ちもありましたが、この遊園地で心配するようなことはない筈というこれまでの経験から、大丈夫だろうという結論に達しました。]
初めて……見るかも。
[私は語り合う?2人を眺めます。
ヘロンさんがエナガさんと呼ぶ方は、ニンゲンには見えませんでした。
ラプンツェルの塔での私とシーシャも、端から見ればこんな風に見えたのでしょうか。
妖精さん達のコメディなBGMは最初だけで、今は何かがあったのであろうことが予想される2人のやりとりだけが響いていました。]