霊媒師-鴗鳥- フェイツウェ

>>224ジズ
明日の天気は晴れだな。

[天を仰いでそう言う。冗談（コント）は通じないのだ。]

やはり、そう言った内容か。

[見透かしていたかのように言った。
現に見透かしていたのだが。彼女が纏っている物は決して明るいモノではない。

そして、ジッと貴女を見詰める。その瞳は貴女を映し出している。しかし、視ているのはもっと深い部分だ。]

…やはり暗いな。灰色が視える…そして、濁った黄色も。
肉体的にも精神的にも疲れているようだ。

[ぼんやりとした顔で独り言のように呟き、後にしっかりと貴女を見据える。]