夕方頃? 幽霊付き共同休憩所にて
[畑の手入れは朝早くに始まる代わりに、終業も少し早く自由時間は割と広めに取れた。
そうしてケンチクに促されるままに、休憩所へとやってくれば。
>>111 すん……と湿気た空気に、前情報は確かだったと若干落胆しつつ、彼が後でここに来るように言った理由(茹で人参)を見つけて、得心しつつ拾い上げる。
その時にもしかしたら、脱獄の計画について話をしている人物がいたかもしれない。
>>138 >>113 もしも居れば、ピエロの隣に無言で座り、「私の事は気にせずごゆっくりなのよ」と告げて、同席を拒まれない限り隣で人参をもぐもぐと堪能しているだろう。
そうでなければ、不自然に暗い影が──それが幽霊だという事は知らずに──漂っている所を避けて座っているだろう。**]