(生きてて……くれてたのよ)[その事実だけで、心が打ち震えるほど嬉しくて、頬を伝う涙が止まらなかったから。 せめて、もう少しだけ、涙が収まってからと、空を仰いだ。>>#4 そうして夢の景色と同じ、澄み渡る青い空に思いを馳せれば。 新たなる私(ラビィ)の始まりに、晴れやかな気持ちになるのだった。**]