[やがて肩に置かれていた手がどいて、
優しく髪が撫でられる。
否定でも肯定でもない、
ただ言い含めるようなその言葉を
どういう風に受け取ればいいのかも、
ボクはよくわからなくって。>>226>>227]
(……………なんか、煙に巻かれてる気がする……)
[ってちょっと思わないでもなかったけど、
ボクはボクで自分が何にむくれているのかも
イマイチよくわかっていなかったから
追及はせずに大人しく撫でられていた。
その言い方だとまるでボクが
お祭りでの何かしらを期待してるみたいじゃん、とか
言いたいことはあったけど!]