[だから、その後の様子は知らない。>>184彼の中を駆け巡るもがきにも気づかないまま。しかし、確かに感情の手綱を握っていたようなのに、責任感のある寛容な先輩としてケンに相対してくれたのに、不思議と飯島明良(約束を交わした際に確認した)への印象は燻った何かを抱えた、少しばかり不満げな像として残った。**]