[観覧車でウトウトしてしまったのは、マウスくんの話のせいではないのだけれど、そう思われても仕方のない行為でした。
何度か同じ“夢”を共有していたことで、気が緩んでしまっていたから。]
………あ、つい安心してしまって。
ごめんなさい。
[そんな私に気づいたマウスくんにハッとして謝って。
もし、話がつまらないという様な事を言われたなら、そうじゃないことを伝えたでしょう。
そうして、来るたびに変わる遊園地を一緒に回る中で、口を滑らしたこと。>>157
話を逸らせば、マウスくんの関心はそちらに移ったように見えました。]