協力者:バレンスと奇妙な共闘
[巡回の範囲を広げてくれる代わりに彼女から提案された内容は、『運び』に関する情報の横流しだった。
>>222>>223正直、そのくらいだったらなんてことはない。
絶対に逃がしちゃいけない類の犯罪者がいるのは当然だし、
それの対策のためってんなら男は断る理由なんかなかった。
もちろんその提案にはきちんとうなずき、]
…いいよ。けどまじで頼むな?
俺が助けようとしてんのは、冤罪で捕まった〜とか
悪さする気はなく、どうしてもの理由があって一度出たい〜って人だけだからな…!!!そっちは対策しないでくれよ…!
[と、お願いしたことだろう…
…それから数日間。バレンスとやりとりをして。
運びの内容を紹介したりして…
その中に例えばあからさまな爆発物やら、ヤバそうな人物への凶器の『密輸』の事例があったら、彼はすぐさまバレンスに伝えたであろう。
…流石にそれはアウトだろ!!!そんなことするなんてお前さては悪人だろ!!!のラインは大事なのであった……**]