[さて、そんなことをやっているうちに
最初に感じていた不安は
いつの間にかどこかに飛んでいて…。
部屋を説明をしようと促す彼にこくりと頷く。
取りあえず、今は余計な事考えるのやめよう。]
ん、大丈夫。
なんか色々話してたら落ち着いた…と思う。
立てるから教えて。
[あまり使い方は難しくないみたい。
スイッチひとつで動くあたり、電化製品と
そこまで感覚は変わらないのかも。
ひとつひとつ律儀に魔道具の説明をしてくれる彼に着いて
ぐるりと部屋を回りながら
一通り真面目に説明を聞いてまたベッドに戻ってきた。]