[だから私は素直に頷いて。その年から毎年”ジジ”に『赤いガーベラ』を届けている。でもまだ慣れない最初の年に。一輪のガーベラが萎れてしまっていて。思わずしょんぼりしてしまったら。ライトが呪いをかけて。花を綺麗に咲かせてくれた。>>42そうして元気になったその花を、私の髪に挿してくれた。>>174しょんぼりしていた私は嬉しくなって。満面の笑みで。]ありがとう。[そう。ライトに笑ったの。]