プラミア

　
[そんな風に色々話す機会はあったから
頭上に手が伸ばされても>>213
油断して、避けはしなかった。
むしろぽかんとして彼を見上げた。]


　……あたしおねえちゃんなんですけど


[？　なんの抗議だろう。
自分の口から飛び出たくせによくわからなかった。
いや、あたし妹がいて…
どちらかというと撫でる側で…
視線をさ迷わせながらそんな弁明を付け加えたが
特に手を払いのけたりもしなかった。

セクハラで訴えるべきだったんだろうか。
という冗談も今となってはもう言えないか]