(君は僕の一片しか見てないと思うけど。)[どんなに監視されたところで。どんなに主張されたところで。僕が本当にハロウィンを笑って過ごせる存在だと。そう思われているのなら、言う通り、『友人の笑顔を借りる霊』(シフを名乗る一人の男)を見ているのだろう。僕に声をかけてるのだって。別に友人も僕にも目にかけちゃいない。声を大にして、やってることを主張するのは、『気づいて欲しい』という裏返しでしかないと思っている。]