[という訳でハリコも、アレッキーノと再び顔を合わせた際、御多分に漏れずダレッキーノの驚愕を味わうことになったのである――ッ!!!!
ただの驚愕と少し違うのは、そこに自分ではどうしようもない「男性への怯え」>>1:51も含まれていたことで……]
その声……アレッキーノ、よね? よ、良かった。
[反射的に身構えて己の身体を覆った両腕を、“レディ・ハリコ”への呼びかけ>>186を聞いてゆるゆると解いてから。
彼からも伝えられた「Harrikoの世界」への復帰への祈りに、まず「ありがとう」の言葉を笑って伝えた。
ところでアレッキーノの顔立ちが甚く整っているとはハリコの左目にも見てとれたが、そのことで特にこの女が何ら態度を変えることもなかった。二匹のクマのお一方も安心してくれればいいのだが……>>1:356。
細々とした現実問題>>161については、この時は置いて――]