貴女はとても立派で素敵だけど。
頑張りすぎて疲れてたり、怖くなったり、不安になったら。
誰かを頼ってもいいんですからね。
…泣いても、いいんですからね。
[こんな時、私が彼女の本当のおじいちゃんになれるならどんなにいいかとすら思った。勿論、彼女を支える他の人がいてくれるなら、それに越したことはない。
ヒーローはヒーローであって欲しいが、孤独に戦っては欲しくない。私の想いはそれだけ。
少しぬるめの珈琲を彼女は喜んで口にしてくれた。本当に猫舌なのか、私を気遣いそう言ってくれたのかまでは、CPUでも判断は出来ない。>>165
私は口元を緩めた。]