>>219>>221ヤワタ
小さな部屋……そんな意味があるのね。たしかに、この箱自体、小さな部屋みたいにも見えなくもないものね。
[彼のしてくれた説明に、感心したような顔で相槌を打って]
かぶりついて……美味しいって言うまでがセットなの?
ふふっ、これで美味しくなかったら、どうしてあげようかしら。……なんて、きっとあなたがお薦めしてくれるんだから、美味しいんだろうなとは思っているけど。
[ソースがこぼれたら大変なんて話を聞いて、それって野獣の首筋にかぶりついたときよりも大変なことになるのかしら、なんて自分の食べ癖の悪さを思い出したりして]
……この街の人には、発音しづらかった? リステルでも、リナでも、好きに呼んでいいわ。
……リナさんね。うん、とっても先生らしくていいな。
私、なんにも知らないから。色々教えてくださいね、先生。
[絵描きの先生をおだてたつもりが、いつの間にか学校の先生と生徒のような口の利き方になっていて、少し面白くなってしまう。最後の言葉は、少しおどけたように媚びた声色で付け足した]
素敵なお店ね。……私の住んでるあたりは、山や森のあたりだから、たまにこんな港町で過ごすのも悪くないわ。
さて……、これを、がぶっと行けばいいのね? お手本は見せて下さらないんですの? …先生?
[なんて言って、運ばれてきたスブラギサンドとやらに、先に彼が手を出すのを見守ってみた]