[そうしてサンシアが過去のことを語り>>241>>242はじめたことを止めるでもなく。]
そうか。
[実家のこと、そこでの立場のこと、小説家になったということ。
血を分けた家族と離れたという意味では同じだと、が、一応これでも納得づくで別れたものと、追われたもの。似通っていて少しずつ違う。
それを理解するように短く頷きつつも、それでもあえていうならば]
よかったな。
[自らこその価値を示したからこそ、代替品になれなくなってしまったということ。結局のところその家族が想定したよりもサンシアは手に負えなくなってしまったというだけだ]