>>243 ヤワタ
3枚?そんなに俺に売っていいのか?
…へぇ、綺麗な青い鳥。それは気になるね。
[ 傷の治りが面白いと言う彼に、包帯を見る眼は真剣なものから少し呆れた色に変わるだろう。 ]
まぁ、傷がよくなってきているなら良かった。薬が効いているんだろうね。
そりゃ子供じゃなくてもね…、また開いたりしそうだしな。
[ 腰を両手にあてる姿を、変わらぬ色で見る。
そして、自分が出した紙を見て狼狽する様を黙って見てから口を開いた。 ]
…カッコよかったは、有り難くいただいておこう。
でも、そうじゃなくて……。
俺が狙われるより、俺が警戒されたらまた襲われた時に助けに行けないかもしれないだろ。
それから、カメラ…何でそれだけ返ってきたんだろうね。
[ 萎んだ彼が持つカメラに視線を落としてそう言った。彼は一体何処まで自覚しているのか。自分の体内の──は、気付いていなさそうではあるが。 ]