ショッピング?
[彼女には何度か誘われてメトロポリスの街を歩いたことがある。甘いものを食べ、道端の露店を見て回った、短い休暇。確かに「良い息抜きになった」と感じていた日々のことを思い出す]
・・・服・・・でもボク、
[言いかけて留まった。――その恰好で歩くのは怖い。と。
メトロポリスはトループの裏路地ではないのだから”どんなに可愛らしい恰好をしていたとしても、狙われることなんて無い”。もしかしたら停戦になればトループも開かれた街になって変わるかもしれない。性別を恨む必要も>>0:205、時にはそれを武器に”売る”必要だって、何一つない世界がやってくるかもしれない]