[真っ白なキャンバスに向かい、
再び鉛筆を取る幸阪の姿が映し出された後。>>129
様子が気にかかったのか美濃が立ち上がり、幸阪の元まで向かう。]
幸阪さんどう?描けそう?
[調子はどうかと確認も兼ねて尋ねる美濃。
原作同様部員たちへ時折声をかけ、細やかに気を配ろうとするシーンだが急かすことなく穏やかな声色で横に並び彼女の方を向く。
この声がけにも無言は貫かれてしまっただろうか。>>129>>130
遠巻きもしなければ、近づきもしなかった彼女にとって毒にも薬にもならないようなこの時間が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。]