――今回の衣装について、特に力を入れられた箇所、苦労された点などお聞かせいただけますか?
「そうですね、『乙女』でありつつ『乙女』を壊す、というロックなコンセプト>>128>>131の表現には苦心しました。あくまでユニコーンが好む乙女の清楚さ……これはアイドルイメージとしてもでもありますが、とにかくそうした清楚さをあくまでベースにしながら、花形のレースの配置だったりサイバーパンクモチーフの装飾だったりで、ユニコーンが住まう『夢の世界』から外れた精神性をも表現しています。
勿論ライブでの魅せ方も考慮していますよ。サビに移る部分でのあの決めポーズの際には裾がきれいに流れるように計算していますし、お客さんのペンライトの光もデザインの一部みたいにできるように、何度も試作を重ねて光の当たり方や見え方を研究しました。ライブを観に来たお客さんから『純白だけれど純白じゃない。染まっているけれど染まらない』という感想を頂けた時は、特にうれしかったですね」