[それでも、お互いに無事だった事を喜んでくれた彼の言葉に、表情に私も口元を綻ばせる。]
ありがとうなのよ。私もちゃんと約束を守ったのよ。
お義父さんも無事で良かったのよ。
……うん、連れていってほしいのよ。私も、フィアも
勿論、ケンチクも。それに、バレンスも……。
[気付けば、私に温かく接してくれていた人物に囲まれていて、こうして無事に集まれた事にも笑みを零す。>>240
義父から差し出される手を握れば、バレンスとケンチクの話に耳を傾ける。>>241 >>242 >>243
そして、バレンスがついてこれない事も。>>244]
バレンスはまだやる事があるのよ?
……無事でいてなのよ。
[彼(彼女)が何を成すのかを私は知る由もないけど、無事を祈れば、ケンチクとアレッキーノの誘導に従っていくだろう。*]