[肉球か、言葉のお陰か。 真紅はちょっと元気になったみたいだ。 ボクは嬉しそうににっこり笑う] うん! きっと大切にされてたよ! ボクそう思うっ! わがままはね、ボクもよくしちゃうんだ。 仲良しでずっと一緒にいるとたまに近すぎて見えなくなるもの、あるよね。 でも大丈夫! 時間がきっと見つけてくれるよ。 真紅の大切なもの……、ボクもそうだった。[ご主人様の事を思い出して真紅ににっこり笑う。 どうか、真紅の大切なものがここで見つかりますように]