…終わったって思いたくないっていうよりは、 親から子は生まれるけれど、 子の人生は、親のものではないでしょう? 私が生み出した物語だけれど、 物語を私の勝手にしたくはないの。 私がいなくなった後も 世界に残り続けて欲しい、終わらないで欲しい。 それこそ図書室に並んでる名作みたいに。 そういう気持ちだってあるけどね。[そう言って笑いながら、レットが自分の作品に興味を示してくれたならこの名前のまま書いているから、良かったら読んで欲しいと答えて彼女との時間を過ごしたのだった**]