なんだい? 高めなジャンプをしても問題ないぐらいには天井が高かったみたいな顔をして。
[偶然である。別に心が読めたり、不思議能力は持っちゃいない。
にしても普通の旅館か。自分の知っている旅館は、母数が限られちゃいるが。変な部屋なら、それはそれでちょっと困る。]
俺はこれから、だな。
[未だまっさらな自分の木札には、何が浮かぶのだろうか。
ロケットのように一言で表すことは、できない。]
こちとら拠点は日本だが、かといって生憎宿に泊まるような生活も送ってなかったもんでね。仕事の相棒から聞いた分の知識くらいしかねぇな。
あんたと大して機会は変わらないさ。