[魔法の飴を作るきっかけは、ラヴにはかなり前から明かしていたっけ。傍から見たら荒唐無稽な話だったかもしれない。でも、村の中で、寂しいって涙を流す人が居なくなったらどれだけいいんだろうって。子供ながらの小さな夢が形になったのが魔法の飴。それも全部話したからかな。あの時皆が探してくれて、ラヴが涙目で怒った時には酷いくらい後悔して。もう二度とやったらいけないって。胸に刻み込んだんだ。]**