おや、ありがとう、
このチョコレートは大好きでね
[常備、とまでは行かずとも、リピートを重ねるほどには好いた銘柄。>>209
まさかリリオ・カサ・ブランカ内でブームになっていたとはつゆ知らず。]
そういえばリリオに侵入した時も
食べてたなあ
[慌てて食べかけで出てきてしまったっけ。そんな、なんでもないような思い出話であると、さりげなく爆弾発言を落とす。
もう随分と前の話であるし、リリオを抜けた彼女にとっては時効ではないだろうか。
さて、この言葉に彼女はどういう反応をしたか。
どのような反応であってもニコニコと笑みを返し、「何か悪いでもしたかな?」と悪びれ無い様子を隠そうともしない。
立ち去る彼女を座ったまま見送り、その後はまた作業に没頭する。
今度は彼女のくれた水分のボトル片手、傍らにはチョコレートを置いて。添えられたメモ用紙は懐へ仕舞いこんだ。]