[そして続いた願いには、迷うことなくうんと頷きを返しました。>>242
目元だけでも笑んでいることは伝わるかな……と思ったところで、漸く自分が顔バレをやらかしたことに気づき、慌ててサングラスを掛け直しました(※もう遅いですよシマさん)]
そうだね。約束する。
音だけなら、が……遠くからでも聞こえるだろうし。
[「楽屋代わりの控室」と言いかけたのをごまかしながら(※だからもう遅いです)]
これからの音楽シーンを担う君と、
背中合わせで演れる友達になれるの、楽しみにしてる。
[これは後に今回の文化祭公演でも行われることになりますが、“星月のバーバチカ”のライブでは、楽器のみのパートでエレキギターの“ドウジ”とショルダーキーボードの“シマ”が背中合わせで演奏するパフォーマンスが恒例になっています。
つまりこの言葉は、もはや正体バレについて開き直っているも同然なのですが……これでも志真は自分があの“シマ”だと相手にバレきっていない心算でいるのです。素で。]