― 回想・アロイス ―
[別に社交辞令を求めているわけでもないので
さらっと流してくれると却って気が楽だ。
>>267大鍋の横で湯を沸かし、お茶を淹れながら。]
な、なによ。
そんなことって言うけどさあ。
嫌じゃんか。無駄に傷ついたり、振り回されたり、するの……
[事も無げに言うアロイスに
む、と少しばかりむきになる。
>>268彼の言うことは尤もで、
それはそうかもしれないけど……
さっぱりしたアロイスの言い分を聞いてると
自分が何だかすごくちっぽけなこと気にしてるみたい。
納得いかずにもにょもにょしていたけれど。]