目的の場所へ
[3人と別れたあと、裏道や各自部屋を通り場所によっては迂回をし辿り着いたのは、予め救助艇の一隻を停めて置いた場所。
調理場のあるエリアから、やや離れている場所だ。
しっかり手入れをされたオレンジ色の艇は、新品のようにピカピカだ。ワックスを塗った外装は、日に照らされてより輝くだろう。
そこに用意しておいたダミー人形(しっかり変装させているのでまるで本物の人間のようだ!)を乗せ固定する。
外を窺えば、野次馬共が騒いでいるのが見える。
>>182これだけ派手に暴れていれば当然であるが、相変わらず足の速い連中だ。その行動力を他の事にも使えばいいのに。]