[今なら思うのだ。あの時、心が袋小路で彷徨っていたのは俺だけではなかったのかもしれない。小さく零された姉ぇの欠片を、自分でいっぱいいっぱいだった俺がもし気づけていたら、今の転がる現実も変わっていたのか?そんなこと、『IF』でしかないのだけど!]