『仕事…ではないんだが、
仕事が舞い込むかもしれない、から、
念のため』
[仕事かという言葉に対してはそう返す。念のためも何も、すでに仕事混じりだ。
コンテナ入りの想像は即脳内却下されたらしい、別口での入国にうんと頷く。
自分は慣れたが、アレはあまりいいものではない。
連絡先はあっさりと交換できる。>>269
数年は時代遅れな無骨な端末を取り出し、互いの連絡先を交換。クレイ・D・カナリーと、フルネームが表示される。
傭兵の連絡先ほど物騒なものも無いだろうが、扱いは本人に任せよう。悪用する事も無いだろうし。
どうやらデザートには大変ご満足いただけたようだ。腹も膨れたらしい相手を見ながら、会計の為に店員を呼ぶ。
そのまま席で、そこそこの金額をカードでまとめて支払い、紙幣を数枚チップとして手渡した。]