葬儀屋と太陽
[葬儀屋に対して声をかけたとき、
彼女は少しだけ心外そうな雰囲気をしていた
>>267。
目の調子について言われ、]
は?視界良好ばっちりですが〜?
恐ろしいヴァルハラ国の奴らが来てるってのに、
死体漁りの神隠しばっかしてる暇人にしか見えませんが〜??
[と煽り散らかすが、これは軽口の一種だと察することくらいはできるだろう。そういう軽い口ぶりで、葬儀屋が死んでいないという事実に対して安堵し、その安堵を自ら茶化す。
粗暴で素直でなく、乱暴で短慮。
怒鳴って殴れば、弱いやつはもう逆らえないし、
自分の思ったことは口に出るときには
変な方向にネジ曲がる。
ときに傲慢だから。時に照れ隠しで。
どうしょうもない男の、どうしょうもない悪癖で
だからこそ彼がスラムの太陽だとわかる癖]