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[「女王陛下」によるキャッチは早速、お客様もとい国民候補の関心を惹くことに成功したようだ
>>233>>235。
サクラにしては距離の離れているステマの自分にも視線が向いたことには気づいていたが、相手が直にツルハシの「女王」へと声をかけたのが見えたため、オクリビからは特に動かないことにした。
10歳にも満たない少女の姿のそのひとは、遊び心から寄ってきただけの子供か。それとも「少女の姿」をしただけの何者か――組織の構成員も勤まる「人材」か。
オクリビの電子の脳は、両方の可能性を考えていたのだが――。]