ー太陽のー
[思いっきりツルハシを振り上げ、
そしてグルーン!とこちらを向く石ころ女
>>273。
こいつにはこの身体になってからは、直接的に話しかける回数自体少しずつ減っていた。そもそもうちのテリトリーのガキがどこで何してようが、関係ねーし(密偵みたいなことさせられてたら、うちのバカどもでも様子がおかしいってのはすぐ気づくし)
一度声を張り上げるとあたり一帯に響き渡る声量を省みると、こいつに俺の正体がバレたら、思わず大きな声でどーーーーーん!!!と言いふらしてしまいそう…というのもあって、基本は放置していた。
遠目から、取り巻きたちと話しつつ、逆らわないようなら放置しとけと指示を出していたが、おそらく彼女もその姿は見ていたのだろう。警戒心のある声色が返ってきた。
話しかけたときの口調も荒かったし、流石に分かるか。
こいつ、頭がいいとはお世辞にも言えないが、
その分物事の確信をつくようなことを言ったりもするらしい。
チンピラ共の言なのでどこまでホントか疑わしいが…]