[脱獄の話>>274に戻れば、
相当気にかけていたのだろうレディ・ハリコを
案内することが決まった。]
ありがとうございます。
協力者は多い方がいいですから。
それに、私もレディ・ハリコには
お世話になったことがあるのです。
[それはHarrikoに特注品のドレスを
頼むことになった昔の話。
流行りものが注目されるのは
なにも一般人にだけではない。
貴族も有名デザイナーのドレスを欲するのだ。
お嬢様のパーティ用のドレスを1着
認めていただいた礼は、
未だに忘れることはない。
愛らしいお嬢様によく似合うドレスだった。]