……私はね、行きたかったよ。[突っ伏した顔からは表情が見えない。続く無言、友人が聞いてはいけないことを聞いたかと慌て始める。] うんにゃ慌てなさんな。ちゃんと教えるって。[猫のようにぐいん、と伸びをしながら顔を上げて友人の方を見遣る。亜美歌が口を開きかけたところで ────シーンは全く別のものへ切り替わった。**]