[そんな「星の如き」瞳の人形との、星空の散歩。
またこんな風に遊べた時は、その時こそ自分も「散歩」らしく空を飛べるだろうか――そんな希望を籠めた頷きを、ひとつ返していた。>>271
……のだが。
予測はできた筈なのに予想していなかった「友達」の返答>>273に、機械工は合成音で軽く唸った。生身の人間の己であれば噎せていたところだろう。]
〜〜〜〜〜〜いやいやいやラピス、
「トモダチ」を安易に調査とか解体とか改造とか
できる訳が…… (あるな……) ……していい訳がない。
でも、だが、うん。その気持ちには感謝する。
[腕まくりによって曝された球体関節に、ヘローはおずおずとカメラアイの瞳孔を向ける。
じっくりゆっくり……という本音は意識して封印し、僅かな時間に垣間見たその仔細を機械のメモリに落とし込む(機械的に記憶したい……という意思も夢なら叶えてくれる、はずだ)
今の己が人間の形態でなくて良かった、とヘローは心から思った。情緒の限界を極めた人間としての表情なんてこの状況で晒そうものなら他の来園者から通報されかねない。事案的な疑い>>249>>279とかで。]