[その確固たる意志が含まれた声音に、はたりと彼の方へと顔を上げる。>>254 最後の一口がまだ口の中に入っているからこそ、言葉に出来ずにその眼差しを受け止めて その想いに応えられるように大きな素振りで首肯をする。 こくん。喉を鳴らして、添えられたナフキンがあったのなら口元を拭い。] ごめんなさい、お待たせいたしました。 ……お見せいただいてもよろしいでしょうか。*