―― 新たな門出と愛しい娘 ――
[ラビィを見つければ駆け寄ろう。>>291
――嗚呼、なんて可愛い洋服なんだろう!>>292
感激しながらも今は化粧を落とした自分が誰か分かるか心配だったが――……]
! ははっ、バレちゃったか。
ラビィには隠し事はできないな。
[なんて、自分の正体をすぐ見抜いてくれるラビィに嬉しそうに笑ってみせて。
くるり! ラビィが可愛く一回転する姿を見て。
うあああ!!!可愛い抱き締めたいいいい!!
と、湧き上がる衝動と悶絶しそうになる体を必死に律して]
……ああ、とっても素敵なレディだよ!
世界で一番可愛い! そう断言しても構わないくらいだ。
[努めて冷静に笑顔を見せて心からの賞賛を送ろう]