[ 寝所へは、護衛だから呼んだわけじゃなかった。>>290 けれど食堂の中では言いたくなかった。 一応人目があったから。 だから、部屋の前までたどり着いてから、 渋るオマエを見つめて。 ] 少し二人きりで話したいことがあった。[ 玉座の間から続く寝所前の廊下だって、 ほとんどオレ専用エリアだ。 他の衛兵は玉座のほうにいて、人通りはほとんどない。 来るとすればオレに性愛を求める者ぐらい。 だから別に、ここで立ち話でもいいんだが……。 ]