―――………[そっと開いてみれば、中には黄色と銀の飾りがついた首飾り。それをまじまじと見つめて、ふ、と柔らかく目を細めた。]ありがとう。…………うん、もちろん。[大事そうに首飾りを手に取り、自分の首の後ろに手を回す。長い髪を掻き分けてチェーンを止めれば首元でリボンと銀色の雫が揺れるだろう。彼の手を両手でぎゅっと握り、その顔を見上げた。]