広場外れ
[俺の方が最初は先生と祭を回れる事に緊張していたとか、多少とも浮かれていたのはあると思う。そして、いつどうやって差し出すか…そればかり気にしていたというのも確かだ。
だから、先生の顔が何となく浮かないような、視線が下に落ちている
>>290のに気付いたのはこうして座って食事している間にようやくだった。
もちろん、考えている事
>>291なんて気づかず… いや、あるいは…そうだったらいいなぐらいには考えてもいたのだけれど、楽観的になるべきではないと考えて、あえてその可能性は追わずにいた。
そういう意味では、俺も上手くいかなかったときが怖いというラヴに対してあまり偉そうな事を言えた義理ではなかったのだろうが…]