少し前:メトロポリス軍本部
[治療をしていないという先生の顔を>>222、二度三度と瞬きで見つめる。
笑いながら虚しいという先生に>>223、やはり見つめたまま。]
いいのか?
[“何が”とも“何を”とも言わず、ただ尋ねるだけ。
人を救うのが医者の責務だと言った者が脳裏を過る>>229。
別に、眼の前にいる彼と彼……?が同じだとは言わないが、
真逆の仕事を遂行するのは、酷く渇くだろうと。
それなのに酷く苦しそうとも、解放されたとも見えるのは、さて。
あれはあれで、忠実だったのだな、
と評価が変わったのは今になったからか。]