― SFエリア・売店 鮮やかな花のような少女と ―
[一口、もう一口、と不思議なフレーバーの流動食を口にして、そのたびに首を傾げる。
これはおいしいもの、なのだろうか、と。未来の食事って変わってるのねぇ、と漏らしたところだったか。]
あらあら、こんばんは。
これ?これ、宇宙食、っていうみたいなの。
[目の前の彼女>>303は、野に咲き乱れる花のように明るい雰囲気が特徴の少女。
あまり見たことのない服装だったから、きっと自分の世代より未来の人なのだろうと。彼女は宇宙食はおいしく召し上がるのだろうか。]
こういうのが未来の食事なのかしら。
・・・・・・ええと。
[彼女の名を呼ぼうとして名前が分からず、言葉が途切れ。
名前を尋ねるなら自分からか、と。]
あ、ごめんなさいね。私は、ローズ・メディレア。
[よろしくね、とふんわりと笑みを作る。]